7月16日発売の新曲『どうして君を好きになってしまったんだろう?』で、通算3度目のオリコン週間シングルチャート1位を獲得、外国人アーティスト部門の記録を塗り替えた東方神起。
'05年4月の日本デビュー以来、リリースしたシングルは23枚。驚異的なペースでメガヒットを量産するアジアの“スーパーアイドル”をもっと知りたい!
そんな声にお応えして、今週の「韓ナビ!」は東方神起を大特集。韓国の芸能記者Aさん、メンバーに詳しい音楽関係者Bさん、美容関係者のCさんが、5人の素顔と・エピソードを明かします!
A「つい先日、ジュンス(21)のお父さんが経営しているソウル郊外のピザ店に足を運んだんだけど、相変わらず、ファンで大賑わいだったよ。
韓国や日本だけでなく、近ごろは中国や台湾人ファンのお客さんも多いようだね」
B「今でもお父さんはお店に顔を出しているの?」
A「ほとんど毎日、来ているみたい。ファンの間ではお馴染みの存在で、お父さんと記念写真を撮ったり、握手をしてもらって喜ぶ人も(笑)。
お父さんは、ジュンス直筆のサイン入りブロマイドを何枚も用意していて、彼女たちに手渡していたよ。ファンをとても大事にする人だよね」
C「私も7月に行きましたよ。ジュンスの等身大パネルや小さいころのスナップ写真、デビュー間もないころの貴重な写真も飾られていて、店内は さながら“ジュンス記念館”といった感じでした。
ジュンスも年に1~2回はお店に顔を出すようですが、最近は忙しくて実家にもなかなか帰れないみたい。お父さんには毎日電話をかけて、その日の出来事などを報告しているそうです」
A「ジュンスには、プロ野球選手として活躍している双子のお兄さんがいるんだよね。お父さんに聞いたら、『小さいころは、兄のほうが歌も踊りも上手だったんだけどねえ』と話していた(笑)」
B「ところで、ちょうど今夏、東方神起のメンバーは日本の野外ライブツアー『a‐nation』で来日するけど、ご両親は応援に行くのかな」
C「東方神起のメンバーは家族ぐるみの付き合いをしていて、昨年はみんなで大阪のライブに行ったらしいですよ。
韓国のライブやイベントにもマメに足を運ぶそうで、ジュンスのお父さんは差し入れのピザをたくさん持って応援に行くそうです(笑)」
B「メンバー同士も、まるで兄弟のように仲がいいよね。 オフの日も、一緒に買い物や食事をしたり。たまに別行動していても、携帯で連絡を取り合って、気づいたら5人になっていたというのはいつものことだそう(笑)」
東方神起は、デビュー当時からメンバー全員で共同生活。
現在は、ソウル市内の高級住宅街にある100坪約4億円のマンションが“宿舎”だというが、セキュリティのために引っ越しを繰り返さなければならないのが悩みの種だという。
今後も日本&韓国でファンのために活動
A「でも、今春にユチョン(22)が新居を購入して宿舎を出たから、今は4人。
彼は、アメリカで暮らすお母さんと弟さんを呼び寄せるために、120坪の豪邸を新築したそうだね」
C「その豪邸も、メンバーが住む宿舎の目と鼻の先に建てたんですよね。近所では、野球帽にジャージーのラフな格好で、愛犬のシベリアンハスキーを散歩させる姿がよく見かけられているそうです」
メンバーのなかでも特に感受性が豊かと言われるユチョン。自身も認める“泣き虫”で、カメラやファンの前で涙を見せることも多いという。
B「ユチョンは、小さいころ苦労をともにした弟さんの話になると、涙することが多い。
彼が肌身離さず身につけているブレスレットは、その弟さんからもらった初プレゼントで、撮影で衣装のイメージと合わないときは、見えない場所にテープで止めてつけるほど大事にしているよ」
A「実の兄弟でもそれぞれ性格が違うように、メンバーキャラクターも実に個性豊か。
いちばん年下のチャンミン(20)はデビュー当初はとても恥ずかしがり屋だったよね」
B「デビュー間もないころは、『メンバーのなかで、自分がいちばん人気がない』と言うほど控えめな性格だったけど、
『日本で活動をするようになってから自信が芽生えて、舞台上からファンにアイコンタクトができるようになった』と本人も話していたよ」
生真面目なチャンミンには、こんなエピソードも。
C「私の友人がチャンミンの大ファンなのですが、街で偶然彼を見て声をかけたところ、『ずっと僕を尾行してきたの?』とストーカーに間違えられたそうなんです(笑)。
彼女が事情を説明すると、自分の言動をとても反省した様子で、こちらが申し訳なく思うぐらい、何度も深々と頭を下げて謝ってくれたそうです。そんなところが、母性本能をくすぐるんですよね」
B「リーダーのユンホ(22)は、メンバー1のしっかり者。プライベートでもリーダー的な存在だね。頼りがいがあって、気配り上手な性格はお父さん譲りなのかな」
A「彼のお父さんもリーダーシップ抜群。家族同士でステージを見に来たときなどは、『さあ、はじめましょう!』と手拍子を打って応援団長をやっているし(笑)」
C「気配りという点では、雑誌や新聞のインタビューで、記者が年配女性を『おばちゃんファン』と表現すると、すぐさま『お姉さんファン』と言い換えるのもエライ!」
A「メンバーのなかで、もっとも好奇心旺盛でイタズラ心に溢れているのはジェジュン(22)かな。ファンを喜ばすことが何より大好きで、絶対に周囲の期待を裏切らない」
B「彼には、ハリウッドスターのようなノリのよさがあるからね。クリスマスの日に、宿舎の前で待っているファンを驚かせようと、サンタの格好で窓から手を振ったり(笑)。
これは本人がラジオ番組で
『クリスマスにはサンタの格好でファンに会いたい!』と発言したのがきっかけなんだけど、みんな聞き流していたからびっくり。ファンにとっては、最高のクリスマスプレゼントになったと思うよ」
こうした“サプライズ”でファンとの距離を一気に縮めてしまう東方神起。
C「日本のステージでも、ユンホが3の倍数でブルース・リーになる“世界のナベアツ”風のモノマネをしたり、ユチョンが“エド・はるみ”ばりのグ~を披露して会場を沸かせたり。とにかく人を楽しませることが大好きなコたちなんですよね」
A「ジュンスのお父さんは、大の日本びいきで、いつも日本のステージを楽しみにしているようだね」
C「何度も来日しているし、毎日のように日本人ファンと話しているから、息子に負けないぐらい日本語も上達して。
『日本は、韓国に比べてファンの年齢層も幅広く、自分と同年代の方も息子を応援してくださるので嬉しい』とおっしゃっていました」
B「一部では、今年下半期、東方神起の活動が韓国中心になるという報道もあったけど、実際のところはどうなの?」
C「ジュンスのお父さんは、『息子に聞いたら、まったくそのような事実はなく、今までどおり韓国と日本を行ったり来たりするそうです』と話していたそう。ほかの東方神起メンバーも、『僕たちが日本での活動を休止してしまったら、日本のファンを悲しませてしまう』と話していたようですね」
A「メンバーが言うなら間違いなし! 東方神起ファンは一安心、というところだね」
現在、『a‐nation '08』ツアーで日本を縦断中の東方神起。この夏も、彼らはその澄み切った歌声を、ファンの心に響かせることだろう。