北京五輪のメダル総数で日本を上回り、アジアの“スポーツ大国”としての地位を固めた韓国。今回の五輪は、韓国人のスポーツブームを再燃させたといわれている。
「人気の野球やサッカーは競技人口も多く、芸能界にも多数のチームが存在しています。ふだん、あまり接点のない芸能人同士が、スポーツを通じて親交を深めるケースも少なくありません」(韓国紙記者)
そこで今回の「韓ナビ!」は、スポーツを中心とした韓流STARの“相関関係”を徹底調査。最新のエピソード満載でお届けします!
まずは、9月28日に女優のソン・テヨン(28)と挙式をしたクォン・サンウ(32)。彼が所属するサッカーチーム『フレンズ』には、パク・ヨンハ(31)をはじめ総勢70人の芸能人が名を連ねている。
「我々のチームも熱心に早朝練習をして、週末は一般の社会人チームと試合をしています」(フレンズ関係者)
挙式の準備などで多忙を極めていたサンウは、近ごろほとんど顔を見せていないそうだが、オフには積極的に“朝練”にも参加していたという。
「いずれは日本にも遠征し、『日本の芸能人チームと対戦したい』と話していました。
ヨンハさんは、いまでも頻繁に試合に参加しています」
サンウは結婚後、映画『私の愛、私のそばに』への出演が決定。ヨンハも6年ぶりの映画『作戦』に出演するため、
「今後は練習や試合のスケジュール調整が難しくなる」
と関係者は話すが、日韓芸能人チームの親善試合が実現する日は近いかもしれない。
別の芸能人サッカーチーム
『モドゥニタウン』でゴールキーパーとして活躍するのは、チョ・ハンソン(27)。
「彼は大学までサッカーの韓国代表を目指していただけに、チームでは中心的な存在です。多忙なメンバーが多いので、練習は不定期ですが、チームワークは抜群。練習後は必ず全員で食事をしています」(ハンソンのマネージャー)
'04年の映画『オオカミの誘惑』で共演したカン・ドンウォン(27)とは、以前、同じチームに所属した仲だという。
「年齢も近く非常に仲がいい。サッカーで汗を流すだけでなく、ドンウォンさんのご自宅で、サッカーのテレビゲームに興じることもあるようです(笑)」(前出・マネージャー)
サッカーと人気を二分する野球も人気のスポーツ。'05年に結成された野球の『プレイボーイズ』は“ドリームチーム”として日本でも有名だ。
「今年1月にはグアムで巨人軍選抜チームと親善試合を行い19対8で『プレイボーイズ』の圧勝でした」(前出・記者)
俳優のキム・スンウ(39)率いるチームには、チャン・ドンゴン(36)をはじめ、ヒョンビン(26)、チョ・インソン(27)、コン・ユ(29)、チ・ジニ(35)など超豪華メンバーがずらり。
「投手のドンゴンは、MAX130キロの速球を投げる“豪腕”として知られています。ドラマ『チャングム』で日本でもお馴染みのジニは、自宅でも毎日素振りを欠かさない “練習の虫”で、奥さんに、
『野球選手になるつもり?』と冷やかされているとか(笑)」(韓国のドラマ関係者)
ヒョンビンなど若手も着実に力をつけているそうだが、
「メンバーがあまりに忙しく、試合に全員揃うことはほとんどありません。現在は、週末に一般の草野球チームと試合をしています」と広報担当者。
“ドリームチーム”ゆえの悩みといえそうだ。
その『プレイボーイズ』と実力を競い合っているのが、アン・ジェウク(37)所属の野球チーム『チェミサマ』だ。
「ドンゴンの野球センスと剛速球にほれ込んだジェウクは、『ウチのチームにくれば即、主力で起用する』、『ユニホームを2着用意する』などと口説き、彼を『プレイボーイズ』から引き抜こうとしていました(笑)」(前出・記者)
ドンゴンとジェウクは、ゴルフサークル『シングルボングル』のメンバーでもある。
同ゴルフサークルには、映画『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン(32)も参加。
「サークルは、芸能人同士の親睦を目的とした集まりで、月に一度は、郊外のゴルフ場でラウンドしています」(テヒョンのマネージャー)
趣味が高じて、プロのカーレーサーとしても活躍するリュ・シウォン(35)は、ドラマ『パリの恋人』にも出演した俳優、イ・セチャン(38)率いる芸能人レーシングチーム『R-STARS』に所属。
9月21日、韓国・京畿道のサーキットで開かれたレースのテスト走行中には、車が壁に激突するアクシデントに見舞われ会場を騒然とさせたが、幸い、大事には至らず、
「シウォンに怪我はなく、病院にも行かなかったようです」(韓国のスポーツ紙記者)
この日、欠場となったシウォンに代わり、セチャン監督が本誌の取材に答えてくれた。
「レース競技は70%以上出場しないと資格を剥奪されるので、芸能活動を優先させる人はチームに参加できません。
当初は、芸能人チームとして厳しい目で見られていましたが、チームワークで乗り越え、優勝を狙えるレベルまで実力を上げてきました」
危険と隣り合わせのモータースポーツだけに、レーサー同士の結束力も固いと話す。
「シーズンオフは、スノーボードやダイビングをすることもあるようですね。集中力を高めるため、レーサー仲間で釣りをすることもあります」
釣りを好む芸能人は多く、キム・レウォン(27)もその一人。ドラマ関係者によると、
「彼は時間さえあれば釣りをしています。愛車にカップラーメンを積み込み、同期の俳優と1週間の『釣り旅行』に出かけたこともあります」
前出のチョ・ハンソンも大の釣り好きで、ある韓国誌に
「焼酎を持参し、一人きりで虫の声を聞きながら釣りをするロマンは、何ものにも代えがたい」と語っている。
“自身との闘い”である『登山』を愛するのは、元祖CM女王のイ・ヒョリ(29)。600m級の山々は“朝めし前”で、週に3~4回登山することも。
「ある日、自分より早く山を登る女性にライバル心を燃やし、必死で追い抜いたら女優のチョン・ジヒョン(26)だったというエピソードもあります」(韓国の女性誌記者)
プロポーションの維持と健康のため、ウオーキングを続けているのは、カンヌ主演女優賞のチョン・ドヨン(35)。
「寒い日はロングコートに帽子とフェースマスク姿なので、警察に職務質問されることもあるとか(笑)」(前出の記者)
韓流STARはそれぞれの“スポーツの秋”を満喫しているようだ。